こんにちは。MSJSです。
あと少しで今年も終わりますね。
さて、Windows 10の年2回の大型アップデートである、Windows 10 October 2018が10月初旬から配信されましたが、一旦不具合により配信が中止されていました。
その修正版が、11/14から再配信されています。
なぜ10月初旬の配信が中止になったのか
アップデートを適用したパソコンの一部でファイルが消失するという非常に深刻な問題が発生した為です。
当時、マイクロソフトは、『ファイルが消失した方はパソコンの利用を最小限にして、マイクロソフトまで連絡をお願いします。ダウンロードした場合は、インストールはしないでください。』という声明を出しました。
その他にも、IPv6を無効にした環境でアップデートを行うとネットワークに接続できなくなる等のエラーが報告されていたようです。
再配信後にも不具合が発生している
ファイルの消失の問題は解消されましたが、新たな問題が発生しているみたいです。
以下、不具合の一部抜粋になります。
- 割り当てられたネットワークドライブへの再接続ができなくなる
- クリップボードの履歴に切り替えると、タッチキーボードが起動しない
- トレンドマイクロの一部の製品は予期しない現象が発生する
- Windows版iCloudが使用できなくなる
- AMDのRadeonの一部の製品が動作しない
etc…
11/21には、Intel製のドライバを搭載したパソコンへの配信をストップ
Intel製のドライバを搭載したWindows 10のパソコンのディスプレイから音が出ない不具合が発生しているそうです。
もし現在現象が出ている方は、ディスプレイドライバを削除するか、更新プログラムが配信されるのを待つしかなさそうです。
事前のバックアップと手動アップデートをお勧めします
再配信後にも不具合が起きていている状態なので、自動でアップデートするのは控えた方がよさそうです。
もし、アップデートを行いたい場合はバックアップをとってから行う事をお勧めします。
配信通知が届いてもアップデートを行いたくない場合は、アップデートのインストール日時を遅らせる事ができます。
前回記事に、アップデートの目安時間等を記載していますので参考になればと思います。