毎月第2水曜日はWindows Updateが定期配信される日です。
今月(2019/06)は、12日(水)に配信される予定です。
全国的に配信されるため、「インターネットが遅くなった」「パソコンが重い」と感じることがあるので、ご注意下さい。
未だ継続している不具合もあれば解決した不具合もあるようですが、先月(2019/05)のアップデート以降に新たな問題が発生している模様です。
以下、発生している問題を一部抜粋。
- Windows 10 バージョン1903アップデート時にOSのシステム言語を変更した環境だと、Windows Sandboxでエラーが発生し起動に失敗する問題
- Windows 10 バージョン1903アップデート後に『dynabook スマートフォンリンク』アプリが機能しない問題
- Windows 10 外付けUSBデバイスまたはメモリカードを接続した状態でアップデートしようとするとエラーが発生する問題
- Windows 10 Wi-Fiの接続が断続的に切られる問題
- Windows 10 カメラアプリが起動しない問題
- Windows 7 / 8.1 一部セキュリティーソフトで遅延や起動失敗などが発生する問題
Windows Sandbox起動失敗の問題は、6月下旬に修正が行われる予定です。
『dynabook スマートフォンリンク』アプリが機能しない問題に関しては、アプリを使用しているデバイスにアップデートを行うと一部ユーザーの機能が失われ、電話番号の表示・Windows PCからの電話応答機能が利用できなくなる恐れがあります。
該当するユーザーへのバージョン1903のアップデート配信はブロックされています。
現在Microsoftとdynabookが解決に取り組んでいるので、該当ユーザーは無理な手動アップデートは控えるようにしてください。
5月の定例配信には、WindowsやEdgeなどの脆弱性に関する修正が含まれています
Windowsを対象としたWindowsエラー報告の特権昇格の脆弱性に関しては悪用がすでに確認されているそうです。
こういった攻撃も起こるため、更新プログラムの早めの適応を心掛けていきましょう。
Windows Updateのおすすめ
個人的なおすすめは、Windows Updateは自動ではなく手動にして、時間のあるときにバックアップをとってから、Windows Updateを実行します。
もし問題が発生した場合は、アップデート前のバックアップで復元する方法です。
但し、今回は手動アップデートを行うと問題が起こる不具合が発生している模様ですので、事前に十分な情報を調べてから判断しましょう。