こんにちは。MSJSサポートです。
秋らしい天候になってきましたね。個人的に、秋と言えば実りの秋です。
果物など美味しい食べ物がたくさん採れる季節で、ついつい食べ過ぎてしまいます。
今回は、果物などもお礼品として利用される、ふるさと納税について簡単ではありますがお話ししたいと思います。
ふるさと納税がなぜできたのか知っていますか?
お子さんがいらっしゃる方はご存じかと思いますが、子供の医療費助成が市町村により受給可能年齢や受給資格が違いますよね。
これらは全てその市町村に住む方の税金により賄われています。
今は、昔と違い都市部に人口が集中してしまい自分の生まれ育った土地で一生を過ごす方が少なくなっています。
人口の集中する都市部は税収がたくさんありますが人口の集中しない地域の税収はどんどん悪くなっていきます。
その結果、地域により税収の差が生まれ、医療費助成等の受給基準が各市町村によって違ってきてしまうという訳です。
自分のふるさと(故郷)に自分の意思で納税をしよう!
お礼にふるさと(故郷)の品を送りますね。
という意味で発足されたのがふるさと納税です。
ふるさと納税は寄附金控除の対象になります!
所得税、個人市県民税(住民税)のどちらかを控除の際に選択できます。
個人市県民税(住民税)の計算は、ふるさと納税のみ特例控除額の計算が適用されます。
収入金額や家族構成により、控除上限額が違うので以下の総務省サイトを参考にしてみてください。
外部リンク:(出典:総務省ホームページ)
確定申告をしなくてはいけないの?
他の寄附金と同じで確定申告が必要かと思いますがワンストップ税制があるので確定申告をしなくても大丈夫です。
ただし、ワンストップ税制には適用条件があります。
check! ワンストップ税制の適用条件
- 住民税のみ
- 会社員等で確定申告を行わない方
- 年収が2000万円以内
- 寄附先が5自治体以下の場合
上記全てに当てはまる方は、納税時に『ワンストップ税制を利用したい』と申請してください。
自治体により手続きに違いがありますが、自治体から郵送される申請書に記載し返送すると確定申告が不要になります。
ふるさと納税の使い道は?
気になるのが、ふるさと納税の使い道だと思います。
寄附をした方が使い道を自由に指定する事ができます。
以下、総務省ふるさと納税活用事例集です。
外部リンク:(出典:総務省ホームページ)
想像以上に色々な事業やイベント等に利用されていて見ていて驚きです。
自分の好きな自治体の寄附ができて税の控除やお礼まで頂けるなんて嬉しい話ですよね。
納税先が自由な為に問題もあります
お礼品が魅力的な自治体に寄附が集中してしまったり、お礼品を魅力的にしようとするために寄附金より高額で赤字になる自治体があるみたいです。
さらに都心部では税金の控除や還付ばかりになり人口の割には税収が減っているのも問題となっています。
ふるさと納税をなくさない為に
お礼品が魅力的な自治体に寄附したい気持ちも解りますよね。
この制度を無くさない為にも、ふるさと納税を利用する際は、故郷を応援したいという気持ちを忘れないようにしましょう。