こんにちは。MSJSサポートです。
平成30年分の確定申告の期間は、
平成31年(2019年)2月18日(月)~平成31年(2019年)3月15日(金)になります。
できるだけ早めの申告を行うようにしましょう。
さて、今年からスマートフォンで確定申告が行えるようになりました。
今回は、スマートフォンで確定申告をする際のお話です。
全てのスマートフォンで申告ができる訳ではありません
ID・パスワード方式なら全てのスマートフォンで申告が可能ですが、マイナンバー方式での申告はマイナンバーカードの読み取りに対応している一部のAndroidの機種に限定されています。
マイナンバー方式での申告を行う際は自分のスマートフォンが対応しているか確認してから申告を行いましょう。
check! 対応OSのバージョン
OS | 対応バージョン |
Android | Android 6.0 ~ 8.1 |
iOS | iOS10.3 ~ iOS11.4 |
※上記以外のバージョンは、誤作動を起こす可能性があります。
マイナンバーカード読み取り対応スマートフォン一覧
使用しているスマートフォンの製品名、型名、通信事業者が下記一覧に記載されている場合、マイナンバーカード読み取り対応スマートフォンになります。
対応していないスマートフォンの場合は、ID・パスワード方式での申告を行う事になります。
(外部リンク:公的個人認証サービスポータルサイト)
※スマートフォンの製品名などが不明な時は、各通信事業者へお問い合わせください。
ID・パスワードの取得方法
ID・パスワードを取得する方法ですが、税務署で税務職員との対面による本人確認を行い取得する方法と、マイナンバーカードとICカードリーダライタを使用して取得する方法があります。
利用開始の際は少し手間に感じるかもしれませんが、一度ID・パスワードを取得してしまえば翌年以降も利用できます。
ID・パスワード方式についての詳細は下記を参照ください。
過去記事:平成30年の確定申告の準備(2)
スマートフォンから申告できない場合があります
スマートフォンでの利用条件は満たしているものの、スマートフォンから確定申告が行えない場合があります。
給与以外の収入になるものがある場合
- 副業
- 不動産
- 株や FX など
- 退職金所得
その他、確定申告が出来ない場合
- 複数の会社からの収入がある場合(源泉徴収票が2枚以上ある)
- 勤務先で年末調整をしていない
- 生命保険、国民年金、健康保険控除を利用したい場合
- 医療費控除・寄附金控除を利用されていない
上記に当てはまる場合、書類の作成も出来ませんのでパソコンから申告を行うか、直接申告会場へ行って申告を行いましょう。
ID・パスワードが無い場合、書類を作成して印刷して郵送しましょう
ID・パスワードが無い場合、申告はできませんが書類の作成は可能です。
作成した書類をPDFファイルとして保存して、家のプリンタなどで印刷して郵送する事が可能です。
スマートフォンからのアクセス・操作方法リンク
確定申告期間中の利用可能時間
◎ 月曜日 8:30 ~ 24:00
◎ その他 0:00 ~ 24:00
e-Tax専用ページリンク
・操作方法
(出典:国税庁ホームページ)
まだ対応する一部の方しか利用できませんが、後々、全ての方の申告がスマートフォンで利用できる様になると良いですね。